【要約】『「思い」と「実現」の法則』| 考えることで人は成長する

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 この本で言われていることはほとんど、「当たり前では?」と思うことですが、いざ「自分はできているか?」を問われれば言葉に詰まる、そんな問いが多く書かれています。なので、「私はこのことを知っているか?」という視点ではなく、「私はこれを実践できているか?」「どうやったら実践できるか?」という視点で見てください。

『「思い」と「実現」の法則』からの2つの教訓
① 結論は自分で出す
② 人を成長させるのは、「考える」こと

結論は自分で出す

 このパートでお伝えしたいのは、上記タイトルを呼んで時の通り、意思決定についてです。

 例えば仕事を始めた手、新しいプロジェクトを始めたての時、人を良く本を読みます。本を読むこと自体は非常に重要なことです。

 ただそれ以上に重要なのは、本は答えを出してくれない、本は結論を教えてくれはしない、ということです。もちろん、本は多くの知識を与えてくれますし、それを実践して得られる知恵は、私たちに正しい方向性を教えてくれます。しかし、最後に選ぶ・決めるのは紛れもない「僕達」なのです。

 当たり前のことですが、最初に述べたように実践できているか?が大切です。例えば、業務において、先輩に言われたからやっている、等の状態は自分で結論を出してはいません。本を読んだり人に聞いたりして、人は知識をつけます。さらにそれを実践して知恵が身につきます。さらに我々はその知恵を元に意思決定をする必要があります。知恵はただしい選択肢を選ぶ助けになりますが、本質的に正しい選択肢なんてものはないため、本を読むだけでは解決しません。だからこそ、「選ぶ・決める」ことは人にしかできないのです。

 個人的には、「常に最高の状態を描いておくこと」が「選ぶ・決める」為に必要なことだと考えています。これは、仕事でもキャリアでもプレイべートでもです。仕事であれば、その仕事の恩恵を受けるユーザーや社会、キャリアであれば最も望む職や収入等、常に最高の状態を描いておいて、「その答え・結論に近づけるかどうか」で決断を下す必要があると、僕は考えています。

 

 

② 人を成長させるのは、「考える」こと

 これも前のパートでお伝えしたことと似ています。要は、人は、「何を知ったか?」ではなく、「何を考えたか?」によって成長し、「何を実行してどんな結果を残したか?」によって評価される、ということです。

 「何を知ったか?」だけでは成長しない、というのはさして違和感はないでしょう。「シェークスピアを読んだだけではシェークスピアにはなれない」ということです。シェークスピアであるためには、シェークスピアたる思考を身に着ける必要があります。「考える」ことがそれにあたります。

 読書で考えていきましょう。本を読んだままでは、ただの記憶です。本の内容を考えて、「こうではないか?」「自分ならこうする」「こんな風に行動を変えてみよう」そう考えることで人の思考は磨かれていきます。常に、「意見」を持て、ということに近いでしょうか?

 本の内容そのものを受動的に「覚える」だけではなく、「こういう場面でつかってみよう」「いや、自分はこう考える」等、考えて意見を持つことで、ただの記憶が汎用的な思考能力に変わっていくのです。

 さらに評価されようとするならそれだけでもだめで、「実行」して、「結果を残す」ことが不可欠です。ビジネスをやられている方ならこれは納得できることでしょう。

 そして僕は、特にビジネスにおいて、結果を残すためには、「自分がお金を払う立場であったらその提案で満足するだろうか?」ということを問えるかどうかが欠かせないと思います。新しいビジネスは提案する人とそれを受けてお金を払う人がいますが、お金を払う人の立場で自分の提案の良し悪しを判断するのです。その立場になってみても、OKということであれば、それをしない時よりも結果を残せるでしょう。

 「思い」と「実現」の法則、というタイトルからも読み取れるように、本書では、「願わなければ、そしてねがったうえで行動しなければ実現しない」ということが所々で言われています。

 目の前の仕事やこれからのキャリアをよりよいものにしたい方には意味ある一冊になると思います。

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