【要約】僕は君の「熱」に投資しよう|NO1投資家による7日間講義

BOOK
 
 こんにちは。
 
 データマーケターをやっているくろです。
 
 今回は、ベンチャーキャピタリストである佐俣アンリさんが書いた
僕は君の「熱」に投資しようについて書いていきます。
 
 この本は、佐俣さんが起業家に7日間のレッスンをする形式で、
・起業をするために必要なことは何か?
・起業家が事業を成長させる上で重要なことは何か?
・VCの役割とは何か?
について語られています。
 
 設定は、椅子に座っている起業家に向けて佐俣さんが話すというものです。
 
 本書に書かれている佐俣さんの言葉が熱く、かつ本質を突きすぎていて、
「本当に自分に話しかけられているんじゃないか?」と錯覚します。
 
 DAY1から初めていきましょう。
 

[DAY1 熱があるなら、ぶつけようぜ]
 DAY1では起業とは何か?何が必要か?が中心に語られています。
その中で重要なポイントはこれです。
 
・才能ではなく、自分の中にどうしようもなく込み上がってきて暴走しそうな熱が人を起業家にする
・起業はローリスクでハイリターン。なぜ挑戦しない
・起業家とは仕事ではなく、夢を見続ける生き方
・世の中にある「価値のズレ」に気づくことが起業アイデアを着想するために大切なこと
(Airbnbは自分達の家を借すという誰もが価値にならないと思っていたものを100倍の規模で展開した)
・単なる思いつきを、AirbnbやUberのように100倍の規模でやるのが事業
・能力ではなく、起業をするという選択が人生を決める
・何か自分の中にこみ上げる思いとアイデアがあるならそれを市場に出す。何かプロダクトを作ってみる
・その選択をするかどうかが平凡な人生か満足できる人生かを分ける一歩目
 
 自分の中にこみ上げる熱があってアイデアがあればあとはそれを具体化して実際に起業するタイミングなのです。
 
 

[DAY2 生きる場所を、選び間違えるな]
 DAY2は、読者が実際に起業に挑戦することを決めたことを前提に、
どこ(市場)で起業するか?」について語られています。
 
 重要なポイントをあげます。
 
・正しい努力よりも、正しい場所(市場)選びの方が成功するためには重要
・正しい場所=起業家ばかり居て、頻繁に誰かが成功するような「惰性でも起業家になれる場所
・失敗する起業家はなんでも自分で抱え込もうとする
・事業は何度でもやり直せるけど、体は一度壊したら終わり
・天才という言葉を使うな。今から君たちがその人たちと肩を並べようとしているのだから
 
  起業がうまくいくかどうかの7割が市場選びで決まると別の研究でも出ています。
アイデアや人の困りごとを発見したら、
「そのアイデアで闘うのはどの市場になるか?勝ち抜けそうか?」を自分に問いかけましょう。
 
 

[DAY3 成長しなければ死ぬ]
 DAY3は、起業家にとっての「成長」とは何か?について語れれています。
例の如くポイントをあげます。
 
・起業家は理屈や愚痴などではなく、行動と成長で語る
・起業家にとっての成長=事業の成長
・事業が成長した結果ステージが上がり、そのステージに応じた人格に成長していくという流れ。その逆ではない。
・起業家には、事業の成長に対して意味のない努力をしない決断が求められる
・優れた起業家でも打率3割。最初から成功しようとして初めの事業に拘るな。
ピボットすることをを恐れるな。
・起業家の死=挑戦を辞めること
 
 起業家の世界では、「こんなに頑張りました!」も「こんないいこと思いついちゃいました!」も無価値。
「こういう行動をしてこのくらい結果が出ました」という点でのみ評価される。
 
 起業を志す方は、「俺こんなに頑張っているのに!」という昭和型サラリーマンアピールをしていないか内省してみましょう。
 
 

[DAY4 君は人類の年表に触れたくはないか?]
  DAY4は、佐俣さんの仕事である「ベンチャーキャピタリスト」について語られています。
起業家目線でまとめると下記のことが重要かなと。
 
・VCはお金ではなく、起業家の才能を扱う「才能取扱業
・今の日本では、独断と偏見(右脳)と論理(左脳)を組み合わせた「全脳的」投資判断が必要
・普段から直感で判断する訓練して「全脳的」に考える癖をつける
・最難関なイシューに挑み一片の後悔のない人生を。
 
 普段の仕事が「左脳的」だと感じている人は、意識して「右脳的」判断をしてみましょう。
(「これ、なんかいい」「よくわからないけど買ってみたい」「説明できないけど、あの人が好き」などが右脳的な発想)
 
 

[DAY5 怖いけど、僕は「逃げない」]
 DAY5は、ベンチャーキャピタリストの仕事における醍醐味が説明されています。
ここも起業家目線でポイントをピックアップします。
 
・成功はカネや名声とは関係ない。唯一、挑戦し続ける姿勢だけが成功と呼べるもの。
・起業家のピーク年齢は26-30歳
その時期までに起業する。そしてその時期を簡単に安売りしないこと。
・修羅場こそ起業家はご機嫌でいるべき。社員にとっては最後の砦なのだから。
 
 「成功」を「挑戦し続ける姿勢」と定義しているところに、
佐俣さんの起業家に対する想いが現れていると思います。
 
 「自分、挑戦しているかな?」
 
 

[DAY6 こんにちは先生、起業しませんか?]
 DAY6は少し様相が変わります。
ANRIに所属していて、技術系スタートアップを中心に行っている鮫島さんが、
この日はコーディネーターになり語りかけてくれるのです。
技術系スタートアップの説明がやや多いこの章ですが、またまた起業家目線でまとめます。
 
・技術系スタートアップとして起業する際に重要なキーワードは、「核融合
研究者と成功して2,3周目に入っている起業家を融合する
・研究者、または研究者を志す若者こそ、VCのドアを叩いて起業せよ
・この星に生まれたからには、新しい産業をつくって、みんなで人類の課題を解決しよう
 
 「xxという資格がないと起業してはいけない」という制限はないのです。
DAY1にあったように、こみ上げる思いがあったら起業するのみです。
 
 

[DAY7 圧倒的な未来を作ろう]
 DAY7は熱い本書の中でも、最も熱力高く佐俣さんが僕たちに話しかけてくれます。
最後の章であるこの日は、DAY6までの話を受けて、「起業したい」と燃え上がってる若者を勇気づけてくれます。
 
・起業を志す若者の中で自分は「挑戦している奴ランキング」何位か?常に確認しろ
・「フィンテック」など言葉が生まれてからでは遅い。自分たちが最初の成功者になるのだ。
・事業で失敗して絶望しても、その苦しい中生き筋を見つけて出てくる奴が本物。
・挑戦は皆で楽観的に笑いながらやるもの。決して苦しみながら一人でやるものではない。
・起業には不幸だった過去はいらない。「こういうのあったら面白い」で良い。
 ザッカーバーグの家は裕福・頭はいい。どこに不幸な過去があるだろうか?
・君はどうせ成功する。だから早く挑戦しろ
たくさん本を読んで、残業ばかりして、一体君は何のスタンプラリーをしているんだ?
・To Doリストに片っ端からバツをつけて本当に今この瞬間にやるべきこと一つだけ残す
・今この瞬間から早く立ち上がろう。そこで見える景色は「圧倒的な未来」だ。
 
 個人的には、最後の締め括りが本当に好きです。思わず上を見上げました。
 
 ザッカーバーグの例も挙げられている通り、就職活動のように「世の中の不条理を解決したい」みたいな不幸から生まれる綺麗事的な理由はいらないのです。
 
 「こんなの世の中にあったら面白くない?社会変わっちゃうよね?」でいいのです。
そういう想いで、最初の一歩を踏み出すことの方が立派な理由探しより遥かに大切なのです。
 
 必要なものは、自分の中に込み上げて来る、暴走しそうなほど熱い想いだけ。
 
 

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